INTERVIEW

重ねてきたキャリアが生む高い付加価値。新たなビジネスモデル挑戦を視野に。

電気

K.Y

南関東事業部 相模原営業所
新卒/2002年入社
工学部 メディアサイエンス学科卒
勤務先:制御機器メーカー

まだ派遣技術職というものがメジャーでなかった2002年、ITバブル崩壊後でも積極的に採用を行っていたことに興味を抱いた。当時は派遣技術職というのがイメージできなかったが、会社説明で様々な会社で働けるということを聞き面白さを感じた。加えて、最初に内定をいただいたことが自身に期待をかけてくれていることを感じ、入社を決めた。

人生・仕事の価値観MY VALUES

VALUE 01

磨き続けてきたアナログ回路設計技術。
今、月面探査機の温度制御ユニットに取り組む。

――長いキャリアの中で多くの現場を経験されていますね。

ええ。キャリアは半導体製造装置メーカーでの勤務から始まりました。ウェハに信号を流して良否を判断する装置であるウェハプローパーのハーネス設計業務です。次のプロジェクトが交通信号機器開発メーカーで、九州新幹線のATS受信機のアンテナ部のアナログ回路設計とアンテナの性能評価業務に携わりました。当時開発したものは今でも使われています。次が複合機開発メーカーで、複合機上部に搭載するスキャナ部分の設計評価を担当しました。画像センサやモーターをマイコンで制御するための回路設計から電気評価、EMCなどの規格認証まで一貫して経験しました。続いて光センサICメーカーに異動し、光ディスクの弱い反射光をデータに生成するためのICを開発。ノートPC向けに3億個出荷したことが記憶に残っています。その後、半導体製造装置メーカーに異動しました。

――半導体製造装置メーカーでの勤務は10年以上になりましたね。

様々な製品に携わってきましたが、その多くは電子部品を動かすハードウェアの設計で、いわゆるアナログ回路設計者としてキャリアを重ねてきました。そのキャリアを評価されたのが半導体製造装置メーカーでのワイヤボンダの取り組みでした。ワイヤボンダはICやLSIの核となるシリコンチップとリード(端子)間に導通させるためにワイヤを接続する装置。私は、ICのチップとリード(端子)間にワイヤを張る際のリアルタイム不具合監視システムの開発を一任されました。当時、不具合検知において世界最高峰の精度を達成することができ付加価値創出に貢献できたと感じています。日本だけでなく海外の現場にもセットアップと教育を担当しました。主体的に仕事を進めたことで着実な成長実感と、エンジニアとしての自信を得ました。

――現在の仕事内容を教えてください。

半導体製造装置関連の設計開発業務が長かったのですが、今後のキャリアを考えて、新たな技術分野に挑戦したいと考えました。それは以前から興味があったのが「宇宙」業界です。純粋に面白そうだと思っていました。そして、現在取り組んでいるのが、月面探査機の機体の温度制御を行う制御ユニットの開発です。宇宙環境や実際の動作をイメージし、制御仕様、内部回路検討、接続機器の仕様に合わせた回路の設計を進めています。宇宙で動作する機器は放射線や温度をはじめ過酷な状況にさらされます。たとえば放射線を浴びても正常に作動する高耐性の部品が必要ですし、異常が起きても安全性を確保できる回路を組まねばなりません。JAXA(宇宙航空研究開発機構)の規定や、宇宙で動作するための独特なノウハウを学びながら、設計を行っています。これまでの業務と大きく異なるのは、宇宙機器の現地評価ができないこと。いかに設計時にシミュレートするか、それがエンジニアの腕の見せ所です。

VALUE 02

世の中に役立っていることを実感。
チャレンジすることで夢を叶えられる。

――仕事のやりがい、仕事で大切にしていることは何ですか。

エンジニアとして一番うれしいのは自身の開発したものが店頭やインフラなど日常生活の中に見える形で世の中に役に立っていることを実感できることです。そして、アルプス技研での働き方は自身が行きたい業界や製品にチャレンジでき、自身の夢を叶えることができる楽しさがあります。さらに派遣技術者の楽しさは自身の持っているキャリアを通じお客様の求める技術やお客様が気づかない付加価値を提供することができます。私が常に心に留めているのは、自身の仕事はお客様の期待や社会のニーズに対して満足したものを提供できているかどうかという点。お客様が求める技術を提供し満足していただくことが、お客様の成長、ひいては社会の成長に寄与するものと考えています。

――アルプス技研内での業務でも活躍されてきたと聞いています。

30代からサブ技術マネージャーを拝命いただき、営業所の運営に携わってきました。さらに30代後半から、300名のエンジニアを抱える相模原営業所の技術マネージャー(各営業所に一人いるエンジニアを取りまとめる技術部門のトップ)として営業所メンバーを先導し、全国で営業成績一番を目指し邁進しました。技術マネージャーになったと同時にコロナ禍に突入、人と人との関わりができない中、刻一刻と変化する状況に対応するためのインフラ整備や仕組みづくりなど、速やかな判断と、行動の実行にとても苦労しました。この経験から、人の行動の心理や感情の理解、組織としてどうあるべきかという本質を理解できるようになり、洞察力や企画力、判断力と行動力を高めることができたと感じています。2025年からは次代に席を譲り、アドバイザーとして現任の役職者の成長をサポートしています。

VALUE 03

アルプス技研の核心にある理念は、
「人を育てること」「人の価値が会社の価値」。

――アルプス技研の強み、今後の目標を教えてください。

アルプス技研の強みは他の派遣事業者と違い「人を育てること」を重んじ、「人の価値が会社の価値」と考えていることです。当社の社員は常に仲間を気遣い、仲間の成長を助け、人の成長に喜びを感じることができる人たちです。これらの想いを持ったエンジニアは、お客様の仕事をこなすだけでなく、常にお客様の成長や喜びを考え行動することができます。その結果が、お客様からの当社に対する満足度の高さを物語っていると思います。私の今後の目標は、現在取り組んでいる宇宙事業で新たなスキルを習得することです。そこで得られた知識・スキルと今まで培ってきた知見をもとに、ベンチャーや新規参入企業に対して「技術コンサルタント」としてアルプス技研のエンジニアを派遣する、新たなビジネスモデルを当社の中で確立するような取り組みにも挑戦したいと考えています。

――就活生へのメッセージをお願いします。

自分の人生は会社でも上司でもなく自分自身が決めるものだと思います。たとえ誰かに言われたから、みんながそうだからと思っても、最終的に判断するのは自分自身です。だからこそ現状維持にとどまらず多くのことにチャレンジし自身のスキルを高めることは、あなたの人生の選択肢を広げ、自身の目指す目標達成につなげることができるでしょう。あなたの今は、過去の判断の結果です。みなさんの実現したい将来のために我々はサポートいたします。派遣事業のメリットは、転職をしなくても自身の行きたい業種・会社・部門に行けることが挙げられます。報酬面でも専門性を生かし技術力で高額報酬を得られる時代となっています。派遣だからではなく派遣社員の幅広い経験なくては成り立たないのが今の常識です。あなたのスキルをお客様の成長と社会の成長に役立てましょう。

1日のスケジュールONE DAY SCHEDULE

08:30
出社。メールチェック
09:30
仕様検討、要件定義のすり合わせ
11:00
定期進捗会議
11:45
昼食
12:40
設計検討、実現性検討
15:00
メーカーと打ち合わせ
16:00
レビューなどの作業
17:15
退社

CAREER


私のキャリア

2002年
入社。半導体製造装置(ウェハ検査装置)メーカーに配属。
電気設計部門所属。ウェハプローバのハーネス設計に従事。
2003年
交通信号機器開発メーカーに異動。開発部に所属。
九州新幹線のATS(自動列車停止装置) 受信器に携わる。
2003年
複合機開発メーカーに異動。スキャナ開発部署に所属。
スキャナ部分の設計評価を担当。
2006年
光センサICメーカーに異動。光ピックアップ用受光IC開発部署に所属。
CD/DVDの信号読み取り用光センサの開発に従事。
2012年
半導体製造装置(ワイヤボンダ)メーカーに異動。電気設計部署に所属。
不具合監視システムの開発に従事。
2020年
半導体製造装置(成膜装置)メーカーにてプロセスモジュール開発部門に所属。
ウェハ成膜装置の装置レイアウト設計、電装設計に従事。
2025年
制御機器メーカーに異動。宇宙関連事業の部署に所属。
探査機の温度制御ユニットの開発に従事。

PEOPLE

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