INTERVIEW

「自動運転」に不可欠な先進技術への挑戦。チームリーダーとしてメンバーを牽引する。

ソフト

K.M

南関東事業部 東京第2営業所
新卒/2022年入社
理学部 数学科卒
勤務先:ソフトウェア開発会社

大学では数学、特に代数学を専攻した。就職に際しては、ソフトウェア開発を志望。幼少期から自動車分野への関心が強く、車載ソフト開発プロジェクトを多数抱え、ソフトウェア開発に特化していた旧パナR&Dに2022年入社した。翌2023年、M&Aに伴い旧パナR&Dがアルプス技研の完全子会社となり、アルプス技研の社員となった。

人生・仕事の価値観MY VALUES

VALUE 01

車載ソフトウェア開発の希望が叶い、
先進運転支援システム開発に携わる。

――プログラミングなどソフトウェア開発の経験はあったのですか。

大学で専攻したのは「環」という代数的構造を研究する数学の一分野で、整数論や代数幾何学など多くの数学の基礎となっています。プログラミング等の経験はありませんでしたが、ソフトウェア分野であれば適性があると感じて、ソフトウェア分野に絞って就活を進めました。イメージしていたのは基板のプログラミングなどで、有形であり、“もの”を動かすことに魅力を感じていました。元々、ものづくりが好きだったということが背景にあると思います。特に幼い頃から、回るもの、回転するものに惹かれ、それが自動車分野への関心に繋がっていきました。そのため就活では、漠然とソフトウェア開発を考えたのではなく、車載ソフトウェア開発の仕事を志望。車載ソフト開発プロジェクトを多数抱える点が決定打となり、自身の技術志向と成長環境が一致すると判断して入社を決めました。

――担当されている「ADAS」の概要を教えてください。

ADAS(Advanced driver-assistance systems)、日本語で「先進運転支援システム」の設計・開発・評価を担当しています。ADASは、自動車の縦方向や横方向の動きを制御し、ドライバーの運転を支援してくれる先進的な安全技術の総称で、「自動運転」の実現に繋がっていく取り組みです。自動車の運転というのは、大きく分けて認知、判断、操作の各動作が必要で、ドライバーは通常、目や耳で周囲の状況を「認知」します。そして、加速や停止、右折などの「判断」を行い、手や足を使ってハンドルやアクセルペダルなどを「操作」して自動車を制御します。この「認知」「判断」「制御」のいずれかをアシストするのがADASです。ADASは様々な機能に導入されていますが、一般化しているものでは、カメラやレーダーなどのセンサにより前方の障害物を検知し、衝突の危険性がある場合には、ドライバーへの警告やブレーキ制御を行う「衝突被害軽減ブレーキ」などが好例です。

――実際に、どのような「ADAS」に取り組んでいるのですか。

現在取り組んでいるADASは「自動運転」を実現する要素の一つになります。複数のセンサから得た情報を統合し、自動で目的に応じた情報処理を行って作動する仕組みです。具体的には、たとえば車線変更。接近する車両や平行車線のリアルタイム画像を認識、その画像から判断し、安全な車線変更を自動で行います。把握した画像と次の機能を取り持つソフトウェア開発が私の担当です。具体的にはモデルを作成してC言語のソースコードがアウトプットとなる流れで、AIを活用しつつアウトプットされたものを評価していきます。現在、前バージョンのアプリケーションを開発ガイドラインに合わせて修正する作業を行っています。チームリーダーとして参画しているため、設計・開発業務のみならず、作業方針の設計や計画の見積、進捗の管理等も担っています。

VALUE 02

「根拠を明確にする」ことの大切さ。
自動車のソースコードに採用されるやりがい。

――これまで苦労した経験、壁にぶつかった経験を教えてください。

入社1年目、車載「LiDARセンサ」の開発に従事しました。「LiDARセンサ」は、自動運転の実用化に向けて搭載されていることも多い重要なセンサです。これはLight Detection And Rangingの略称で、光を使用して物体や環境の距離を計測する技術を指します。この「LiDAR」の製品コードを初めて書いて、勤務先の技術コンサルタントからレビューを受けました。その際、コードのあらゆる点で「なぜそのように実装したのか?」という根拠を求められました。その追求は鋭く、答えることができず打ち負かされました。レビューは成立せず、「どこをつかれても完璧なものにすること」と突き返されたのです。強烈な経験でした。その後、徹底して考え、成果物に瑕疵はないかどうかを、あらゆる面から検討して書いた製品コードは承認されました。以来、自分のあらゆる判断・設計に対して、「なぜ?」を説明できるように、自分の中で根拠を明確化することを心がけています。

――仕事のやりがい、仕事をする上で大切にしていることは何ですか。

現在取り組んでいる「ADAS」は、改善・改良のフェーズであり、自分が設計・実装したものはすでに自動車に搭載され、車道を走っています。その姿を見ることは率直に嬉しく感じます。直接的にやりがいを感じるのは、自動車に搭載される直前です。自分がつくった製品コードを提出しレビューを受け、承認されると自動車のソースコードに取り込まれることが決定します。評価された実感がやりがいに繋がっています。仕事を進める上で非常に重要なことは、作業の手戻りをなくすことです。そのため、成果物のイメージを常に依頼元と共有する必要があります。仮に成果物の完成間近にイメージのずれが発覚した場合、大きな手戻りが発生してしまいます。それを防ぐため、作業開始時に依頼元と密にコミュニケーションを取り、試作品を作成するなどして確実に成果物のイメージを一致させています。

VALUE 03

成長速度は速く、圧倒的に視野が広がる。
それが「派遣・請負」という働き方。

――アルプス技研らしさや、強みをどんなところに感じますか。

先輩が後輩を育成するという文化が根付いていると思いますし、先輩は後輩を育てることに責任と自覚があると思います。自分自身、勤務先では先輩社員から丁寧に業務の進め方を伝授していただきました。自分も後輩にはできるだけ丁寧に教えることを心がけています。ソフトウェア業界は実力ある経験豊富なエンジニアがいる一方、若手が育ちにくい傾向になりつつあります。だからこそ、アルプス技研の「人を育てる」風土は大切にしていく必要があると思っています。現場だけでなく、「研修」や「勉強会」を通じて、専門スキルの継承が行われるのもアルプス技研の強みになっていると思います。今後、まずはチームリーダーとして着実に経験を積み、難易度の高い作業でも問題なく遂行できるチームをつくっていきたい。将来的には、チームリーダーからステップアップして、プロジェクトマネジメントに従事したいと考えています。

――就活生へのメッセージをお願いします。

技術者派遣・請負という働き方だからこそ、多様な業界・技術に短期間で触れられ、環境適応力と技術の引き出しが一気に増えます。案件ごとに課題も文化も違うため、毎回新しい挑戦が生まれ、成長速度は速く、圧倒的に視野が広くなります。エンジニアの成長環境として、派遣・請負という働き方は絶好のフィールドと感じています。また就活においての企業選びは、「自分が何を伸ばしたいか」を基準にした方が最終的に高い満足度が得られると思います。待遇や知名度だけでなく、成長できる環境かどうかを冷静に見極めてほしいと思っています。長期的に成果を出せる場所を選ぶこと、それが目指すキャリア形成の近道になります。アルプス技研を選択肢の一つに加えてもらえれば幸いです。

1日のスケジュールONE DAY SCHEDULE

09:00
出社、Teamsチャットの確認
10:00
全体定例ミーティング
11:00
チーム内定例ミーティング
12:00
昼休憩
13:00
製品コードや試作品の作成等
14:00
チーム内レビュー等
15:00
作業方針の設計や計画の見積、進捗の管理等
16:30
依頼元週次定例
17:00
作業
18:30
退社

CAREER


私のキャリア

2022年
旧パナR&D入社。ソフトウェア開発会社で勤務開始。車載ソフトウェア開発部署に配属。車載「LiDARセンサー」開発に従事。
2023年
同じソフトウェア開発会社で「ADAS」の開発に従事、現在に至る。

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