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ルーキーズ 1年目の挑戦

アルプス技研に入社後の1年間は、どんな日々を過ごすのでしょうか。
このページでは、若手社員の入社1年目にスポットを当て、成長ストーリーをご紹介します。

機械系

M.O

営業推進部 仙台営業所
2024年入社
工学部 経営工学科卒

Q.入社理由は?

大学では会計や生産管理に加え、設計・CADのメカトロニクスなど、文系理系の垣根を超えた分野を幅広く学びました。就活では、需要の高まりを見せていた半導体に興味を持ち、関連業界にアプローチしましたが、正直苦戦しておりました。そんな中、友人の母親に会う機会がありました。実は、その方はアルプス技研に勤務していたのです。アルプス技研で働くことでの技術者としての多様なキャリアパスと、個々のスキルアップに対する手厚いサポートについて、具体的なエピソードを交えて説明してくださいました。その話から、特定の企業や技術領域に留まらず、様々な業界・環境で「機械系エンジニアとして幅広い産業で最先端の経験を積み、市場価値の高い技術者へ成長したい」と考え、入社を決意しました。

Q.現在の仕事は?

就活で半導体業界を目指しましたが、アルプス技研に入社して配属となったのが、いみじくも世界最大規模の半導体製造装置メーカーでした。現在、半導体製造プロセスの一つである「エッチング装置」の設計業務を担当しています。具体的な仕事内容は図面の作成、部品の手配、部品の評価、装置構成の検討などです。ミッションを達成するために、顧客要求への迅速なアウトプットと検証、変化への柔軟な対応と解決、そして多様な意見の統合と最適化といった要素を重要視して取り組んでいます。半導体製造装置の顧客ごとに、長寿命・高耐久性や一層の高出力、タイトな納期等々、様々な要求があります。それらに的確かつ迅速に応えていくために、日々図面と装置に向き合っています。

APR

4

入社後、2ヵ月にわたる手厚い
実践的な研修を受講

入社後、7日間にわたる新入社員合宿研修から社会人生活がスタートしました。研修では、集団行動や訓練を通じて、時間を守ることや組織の一員として行動するための規律を学びました。合宿研修後は本社研修に進み、コンプライアンス研修を通じて法令順守の重要性や、技術情報を扱う上での機密保持意識を身に付けました。またキャリア目標に関する講義では、アルプス技研であれば機械系エンジニアとして幅広いフィールドで経験を積めることを学びました。その後の技術研修では、金属加工やCAD技術を習得し、設計に関する知識とスキルの幅を広げました。現在は、これらの研修で得た知見を活かし、顧客要求に対してスピーディかつ最適なアウトプットにつなげています。

合宿研修を通じて、社会人としての基礎となる規律の大切さを実感しました。自分の意見だけでなく、他者の専門性を尊重しながら連携する姿勢は、今後の設計業務においても重要になると感じました。技術研修で製造現場の視点を学んだことで、机上の設計だけでなく、実際にものづくりにつながる設計ができるようになりたいという意識が芽生えました。

JUN

6

不安の中で勤務開始、先輩方の存在、
サポートが安心感を生む

6月から勤務がスタート。半導体製造装置メーカーで業務に携わることになりました。業務形態は「請負」で、勤務先にはアルプス技研チーム専用のスペースが設けられ、チームリーダーの指示のもと業務を進める体制でした。勤務開始当初は、会社のルールや業務フローの習得から始まり、図面作成の練習や社内教育を受講しました。8月には初めて実際の業務として、評価装置の改造・組立作業に現場で参加しました。

教育期間中は、正直早く本格的な業務に取り組みたいという気持ちが強くありました。初めて現場作業に参加した際、見たことのない装置が並ぶ光景を目の当たりにし、将来は自分がこれらの装置を設計する立場になるかもしれないという期待感が膨らみました。不安もありましたが、それ以上にワクワクする気持ちが強く残っています。

SEP

9

本格的に設計業務に取り組む。
付加価値のあるアウトプットを

チームリーダーの変更によりチーム体制が大きく変わり、依頼数の増加に伴って業務量とスピード感が一気に高まりました。図面業務に本格的に取り組むようになり、当初は既存図面の描き直しや修正作業が中心でしたが、次第に設計依頼も増えていきました。装置の特定箇所への部品取り付け方法を検討し、図面として提案するなど、設計者としての役割が広がっていきました。

業務量が増えたことは大変でしたが、それ以上に「成長の機会」として前向きに受け止めていました。自分が図面と真正面から向き合えるようになったことが何より嬉しく、できることが少しずつ増えていく実感がありました。指示を待つだけでなく、自ら気付いた点を発信する姿勢を意識するようになり、主体的に業務に取り組むようになったと感じています。

OCT

10

フットサル全国大会「アルプスカップ」に
参加、優勝を勝ち取る

依頼元と直接コミュニケーションを取りながら業務を進めるようになり、不明点の確認や改善提案を行うことで業務効率が向上しました。また、アルプス技研で年に一度開催されるフットサル全国大会「アルプスカップ」に、仙台営業所のチームとして参加しました。各ブロック予選を勝ち抜いた16チームが横浜に集い、白熱した試合の結果、仙台営業所チームは優勝を果たしました。

依頼元と直接やり取りするようになったことで、業務内容への理解が深まり、より質の高い仕事につながっていると感じました。学生時代から続けてきたサッカーを通じて、仕事以外の場でも営業所の一体感を感じることができました。大会後の交流の場では、普段関わることの少ない社員とも親睦を深めることができ、会社への帰属意識がより強まりました。

FEB

2

リーダーからの厳しい指摘が
気付きを生んだ。エンジニアとしてあるべき姿を

緊急性の高い短納期の依頼が増加し、業務においてこれまで以上のスピードと正確さが求められるようになりました。優先順位付けやスケジュール管理を見直し、業務の進め方を改善しました。この時期、提出した図面に対してリーダーから厳しい指摘を受ける場面がありました。

「この図面でものが作れるのか」というリーダーの言葉は強く心に残っています。お客様が何を求め、どのような意図で依頼しているのかを徹底的に考える姿勢が、エンジニアとして不可欠であることに気付かされました。それ以降、OKをもらった図面であっても、さらに付加価値を加えられないかを考えるようになり、疑問点は積極的に依頼元へ確認するようになりました。この指摘は、技術者としての意識を大きく変えるターニングポイントになったと感じています。

2年目~現在

「先輩」になり任される業務に変化。エンジニアとして成長する機会

入社2年目、チームにも後輩が入ってきました。そのため、自身の業務遂行能力を把握し直しました。できることを増やし、仕事に余裕を持つことが重要だと考えています。先輩として、後輩への指導と自己成長の両立に取り組んでいます。業務において、主担当として装置設計を任されるようになりエンジニアとして大きくスキルアップできると思いました。まだ日は浅いですが、日々学びがありたくさんの刺激を受けています。設計者として独り立ちし、問題が発生した際に「Oさんに聞けばいい」と頼られるエンジニアを目指します。

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ソフト系

N.K

南関東事業部 横浜営業所
2024年入社
先端理工学部 電子情報通信課程卒

Q.入社理由は?

大学では、ソフトウェアからエレクトロニクス、組み込み系回路などの幅広い技術領域を学びました。卒論ではAIに着目し、認知科学分野に関する研究に取り組みました。就職に際しては、ソフトウェア開発の仕事を志望。就活当初から、アウトソーシング系の企業に興味を持っていました。自身が元々好奇心旺盛で、様々な企業・技術に触れあえることに魅力を感じていたからです。最終的にアルプス技研と同業他社の2社に絞り込みました。その中でアルプス技研を選択したのは、経営理念である「Heart to Heart」、「アルプス技研は、人と人との心のつながりを大切にしています。」に強く惹かれたからです。また技術力が未熟な部分も、研修や勉強会を通じてサポートしてもらえる体制であることに安心感もありました。

Q.現在の仕事は?

自動車という便利な乗り物を動かし適切にコントロールするために必要なのが、電装品・電子部品であり、その搭載率は年を追うごとに高まっています。私が関わっている「ECU(Electronic Control Unit)」と呼ばれる電子制御ユニットは、いわば自動車の頭脳。「ECU」は自動車を構成する様々な部品を制御する役割を担いますが、私はブレーキシステムを制御する「ECU」のソフトウェア開発に携わっています。これは「自動運転」を見据えた取り組みで、車搭載の通信システムがキャッチした情報を受けて、ブレーキを最適に自動コントロールするソフトウェアを目指しています。設計から実装、テストまでの一連のプロセスを担当。また、モデル開発も行っており、モデルの妥当性検証なども担当しています。

APR

4

新入社員合宿研修で学んだ人間力の基礎、
味わった達成感

新入社員合宿研修は、長野県で1週間、同期全員が集まって実施されました。一社会人としてどのような行動が求められるのか、学生から社会人への意識の切り替えを目的に、人間力の基礎を学ぶ研修に取り組みました。合宿研修の後は技術基礎研修が始まり、Python、C言語、Javaなどのプログラミング言語を学びました。現在の勤務先で役立てる研修もあり、私は特にC言語について理解を深める機会となりました。

当時の私はまだ学生気分が抜けきっておらず、研修は社会人の一員になることを自覚できる機会になりました。というのも、ただ、何を目指せばよいのかがはっきりしたことで、新鮮な気持ちで取り組むことができたからです。課題をやり遂げた達成感は大きく、同期と交流できた時間も印象に残っています。一方で、研修で事前に学べたことで安心する反面、「果たしてこのまま配属先で通用するのだろうか」という漠然とした不安も感じていました。

JUN

6

不安の中で勤務開始、
先輩方の存在・サポートが安心感を生む

配属後、6月から勤務が始まり、車載ECUに関わるソフトウェア開発業務に携わりました。担当はブレーキシステムを制御するECUで、仕様書から要件分析を行い、詳細設計、実装(プログラミング)、テストまで一連の工程を担当しました。職場にはアルプス技研の先輩社員が8名在籍しており、業務を進める上で相談できる環境がありました。

いよいよ勤務が始まるという高揚感がある一方で、研修中から抱えていた不安は残っていました。自動車分野の知識が十分ではなく、「ADAS」といった言葉も最初は分からず、業務内容を聞けば聞くほど不安が募ったのを覚えています。ただ、同じ職場に先輩方が多くいらっしゃり、一から仕事を教えていただけたことは大きな安心につながりました。難しさやつまずきはありましたが、先輩方のサポートのおかげでやり切ることができ、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

AUG

8

半年後に成果物を発表する、
新卒研修「N1」がスタート

8月から新卒研修「N1(New face No.1)」が始まりました。半年間で成果物を作成し、1年の集大成として発表を行う研修で、4名のチームで取り組みました。成果物は協議の上、パソコン上で作動する「睡眠管理アプリ」を開発することに決定し、起床時間と就寝時間を管理しながら、1週間・1ヵ月・1年それぞれの睡眠時間と平均値を算出する仕様で進めました。また、勤務先の業務と研修を相互に連携させ、勤務先で得た知見をアプリ開発に、アプリ開発で得た気づきを業務にフィードバックする形で成果物を作成しました。

入社した4月に見た先輩の発表を、次は自分たちが行うのだと思うと緊張しました。ただ、先輩社員がマンツーマンでフォロー担当としてついてくださることは心強く、安心感もありました。勤務先の業務と研修がつながっていく感覚があり、「1年の集大成」という言葉が、少しずつ自分の中で現実味を帯びていったように感じています。

NOV

11

新卒研修「N1」の段階的発表、
勤務先業務に「NI」の取り組みを反映

10月に横浜営業所で、新卒研修「N1」の「構想設計」を発表する機会があり、成果物が実現可能かどうかの承認を得ました。その後、11月に「詳細設計」を発表し、アプリのより具体的な内容や設計意図を説明しました。研修はチーム内で役割分担が進み、個人で実装を進める段階に入りました。私は制御機能を担当し、勤務先でも使用しているC言語を採用して実装を進めました。

詳細設計の発表に向けて、設計がより分かりやすく伝わるように試行錯誤しましたが、当日は先輩社員から厳しいフィードバックをもらい、正直つらさも感じました。ただ、負けず嫌いな性格もあり、「絶対に認めてもらう」という気持ちが強くなったのを覚えています。また、この研修を通じて「報連相の大切さ」や「設計方法のアイデア」「スケジュールの立て方」などが、勤務先の業務にも少なからず反映されていると感じました。一人で進められる自由さがある一方で、壁にぶつかることも多く、大変さも実感していました。

MAR

3

新卒研修「N1」で全国大会出場、
人と人のつながりを強く感じた1年間

1月に集大成のプレ発表を行い、2月に拠点発表を実施しました。拠点発表の結果、拠点代表に選出され、3月には南関東事業部すべての営業所から代表が集まる事業部大会で発表を行いました。その結果、事業部代表にも選出され、全国大会に出場し、最終的に3位という成績を収めました。

プレ発表では、これまで積み重ねてきた内容を自信を持って発表できた実感がありました。一方で事業部大会では、他拠点の代表者の発表に圧倒され、不安な気持ちでいっぱいになりましたが、今までやってきたことを信じて発表に臨みました。全国大会では、まさか自分がこの場に立てるとは思っていなかったため、これまでの人生で一番緊張していたと思います。ただ、営業所の先輩方が応援に駆けつけてくださったことが大きな支えとなり、自信につながりました。振り返ると、新卒1年目は「N1」一色の一年であり、アルプス技研、そして横浜営業所の人と人のつながりを強く感じた一年でした。

2年目~現在

ソフトウェア分野をトータルにカバーできるエンジニアへ成長したい

入社以来、勤務先で取り組んでいるブレーキシステムの「ECU」ソフトウェア開発業務は現在も継続していますが、2年目になって「モデル開発」の業務が加わりました。従来、「ECU」への組込みコードは、エンジニアがソフトウェアをハンドコードする方法で開発されてきました。しかし最近では、モデルから組込み「C言語」ソースコードを自動生成するオートコードの適用が始まっています。自動車のECUが複雑で大規模になってきていることや、開発期間を短縮するためには、モデルをもとにした開発が急務とされています。私は依頼元から届いた、モデルの妥当性の検証を担当しています。今後、勤務先変更等により経験を重ね、ソフトウェア分野をトータルにカバーできるエンジニアへ成長したいと考えています。

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