さまざまな業界を経験し、業界特有の知識や上流から下流まで幅広いスキルも身に付いて、自信に繋がっています。ただ、1つ何か自分の得意分野を身に付けるべきだと思っているので、マイナスの30点。今、車に携わるための道を開拓しているところなので、目標とする案件に携われたら、一気に100点になると思います。
入社年:2003年 学生時代の専攻分野:情報工学
大学時代は情報工学を専攻し、Javaを使ったソフトウェア開発を研究。就職はもともと興味があった車に携わる企業を志望するも、就職難でチャンスを得られず、学生時代、派遣のアルバイトで様々な企業で仕事ができた楽しさから、「派遣」を視野に企業研究を進めていたところ、当社に巡り合う。
「いろんな企業で仕事をしながら、幅広いスキルを身に付けたい」とアルプス技研に入社し、これまで7社を経験しています。今振り返ってみると、その時の自分に適した案件に携わりながら、自分の可能性を広げていくことができた13年でした。
入社直後は、大学の卒業研究のテーマに近い、Javaを使ったサーバー構築のプログラム案件に携わり、その後、大手プリンターメーカーで品質管理の仕事に約3年従事しました。ドライバーを片手に機械を分解するような、IT分野とはかけ離れた仕事でしたが、ガムシャラに仕事へ取り組む姿勢が客先で評価され、最後は責任ある仕事を任されるまでになりました。そろそろプログラム開発のスキルも身に付けたいと思い、手を挙げたのが大手メーカーの子会社で行う案件。開発に必要なC言語を勉強しながら、最終的には、携帯の基地局内でSEが使う解析ツールの機能を開発できるまでになりました。「もう一段階、ステップUPしてみよう」とアサインされたのは、鉄道の信号システムのトップメーカーでの案件。ここでマネジメント業務を1年経験させてもらい、プロジェクト全体を見る視点が培われました。かねてから英語スキルを身に付けたいと希望していた私に、外資系企業での医療機器のアプリケーション開発の案件をアサインしていただいた後、商社で単軸ロボットのカスタマーサポートの案件へ。ソフト、機械、電気、そしてコミュニケーションスキルと英語力を身に付けた人を求めていたタイミングで、私がぴったりの人材だとアサインしていただきました。
自分で「やりたい」と手を挙げた案件だけではなく、「磨きたいスキル」「磨くべきスキル」を考慮した上で、最適な配属をしてもらえたおかげで、上流から下流まで一通りのスキルを身に付けることができました。しかも、誰もが耳にしたことのあるナショナルカンパニーや、専門技術でその分野を牽引するようなリーディングカンパニーでの業務です。一つひとつの積み重ねの結果、こうして自分に自信を持つことができているのだと実感しています。
昔から車が大好きで、就活当時にチャレンジしたのですがチャンスを掴むことができませんでした。でも、当社であれば関われる案件は沢山あります。今こそチャレンジしたい!と、必要となるスキルを身に付けられる案件を希望し、現在、鉄道信号メーカーで制御系開発業務に従事しているところです。最終的な目標は、車のエンジン制御に関わる案件で、マネジメント経験を活かすポジションに就くこと。あの頃の「夢」を叶えてみせたいですね。